【耐震対策の知識】耐震でよく言われる「壁量」って何?

こんにちは。みなさんは、インターネットや新聞などで耐震対策に関する記事を読んだことがありますか?

木造建築物の耐震に関する記事の中では、「壁量」という言葉がよく使われます。

例えば、「家を強くするには、壁量が重要です。」といった文言です。

 

では、「壁量」とは何でしょう・・・

 

分かりやすく、下記2パターンの家で考えてみましょう。(聊か極端な例ではありますが)

A邸:広いリビングで窓が沢山あり、対面式オープンキッチンのある開放的な空間!

B邸:小さい部屋がたくさん!最小限の開口で効率のよい換気を実現!

A邸

B邸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空間的に気持ちいいのは、きっとA邸ですが、耐震強度に優れているのはB邸になるのは何となくイメージ出来ると思います。この場合は、純粋に壁の量の「多い」・「少ない」で耐震強度を判断しているので、分かりやすいですよね。では、耐震強化=広い空間は作れないことになってしまうのでしょうか!?

 

そこで、壁量の「量」の考え方として、「壁倍率*」というものを使います。

筋交いや構造用合板などを張り付けた壁は、通常の壁よりも強度があるという考え方をします。そのため、補強方法によっては、実際の壁量よりも強度上の壁量を何倍にもすることができます。この手法を用いることで、強度を保ちながら開口を多くしたり、空間を広くとったりすることが出来るようになるのです。

 

つまり、耐震上の壁量とは、「構造上有効な強度を持つ計算上の壁の量」となるため、露出した筋交いの部分や耐震補強部材 光壁つよし(エイム株式会社)などで補強した部分も壁量として計上することができるのです。

 

そういった筋交いや、耐震補強部材をうまく組み合わせて、バランス良く「構造上の壁」を配置することで、「必要壁量」確保することができます。

 

では、必要壁量とは何でしょうか?

 

必要壁量については、次回ご説明いたします。

 

 

株式会社アルファリンクス
本社 〒176-0021
東京都練馬区貫井2-1-3
TEL 03-3577-5735
当社Facebookはこちら
http://bit.ly/24tReuk

編集担当:設計室H